上海留学:泰康路(田子坊)
泰康路(田子坊)
上海はかなりの都会です。
都市の大きさは、東京が一回り小さくなったぐらいですが、高層ビルが立ち並ぶ埔东をはじめ、東京に負けないぐらいの、場所によっては東京以上の発展を見せています。
そんな上海ですが、来年開催される万博向けて急ピッチで開発が進んでいます。
つまり、裏を返せば古きよき中国、古きよき上海の町並みが急速に無くなっていってるということで……。
北京には胡同と呼ばれる路地がありますが、上海にも里弄と呼ばれる路地があります。
今も昔もこの路地にその周りに住む人たちが集まり、世間話をしたり、マージャンをしたり、飼ってる鳥を持ち寄ったり、コオロギを戦わせたり、そうやってのんびりすごしています。
しかしこの中国らしい路地も次第に姿を消しつつあるのが現状です。
今回紹介する泰康路(田子坊)は、上海独特の里弄、その中でも特に特徴的なレンガでできた路地を、現代若手アートのギャラリーやカフェ、雑貨店などで開発したエリアです。
こういった中国らしい町並みも、万博に向けてどんどん日常生活から消えていくという事実は、外国人からするとすごく寂しい気もしますが、しかたないですよね。